YEEZYを筆頭に絶大な人気を誇るドイツ初のスポーツウェアメーカー、adidas.
オンラインでYEEZYなどの人気スニーカーを購入しようとして、エラーの頻発や重いサイトに苦労した方も多いのではないでしょうか。そこで本記事はで本記事は2018年のadidasオンラインの処理を管理人が独自に分析。その攻略法を紹介しています。
エラーへの対処法を知っていれば慌てることなく誰よりも早く購入することができるので、これまで悔しい思いをしてきた方はぜひご覧ください。
エラーへの対応方法
BAPEとのコラボレーションモデルやYEEZYシリーズなどのリリース時には発売と同時に大量のアクセスが集まり、画面が表示されずらくなることが多々あります。
しかし、adidasオンラインが他のオンラインストアと異なるのは、過剰なアクセスに対しての防御策を目に見えて二重三重にも行なっていることです。
それに対してadidasが取っている対策をそれぞれ説明していきます。場合によっては購入できない恐れも出てくるため、エラーが表示された場合には落ち着いて対処しましょう。
クッキーによるアクセス制限
まず、最も注意しなければならないのがこの「クッキーによるアクセス制限」です。(下記のツイートではIPでBANと記載してますが、これは間違い)
どうやらadidas側で別タブ、大量にタブをオープンしているユーザーはIPでBANされるっぽい。ずっとエラー画面の方はプライバシーウィンドウで開く事をおすすめします。#yeezy #イージー #adidas #アディダス #kanyewest #カニエウェスト #yeezyboost350 #butter #イージーブースト pic.twitter.com/uVGu8b4Zej
— SNKRS TOKYO (@snkrstokyo) 2018年6月30日
この画面になると何度リロードしてもadidasの別のページに行こうとしても効果がありません。全てのページでエラーメッセージが表示されます。
エラー画面が表示される条件は何度もページを更新(=リロード)している場合や、複数のタブをオープンしている場合です。
このエラーが出た際の対処方法は2つあります。
ひとつはプライベートウィンドウ(=シークレットウィンドウ)でadidasのページを再度オープンすること。
もうひとつはWEBサイトの履歴や保存されているクッキー(と呼ばれる認証の時に必要なデータ)を削除することです。
管理人がおすすめなのはプライベートウィンドウで再度オープンするやり方。スマートフォンでもPCでも簡単にできます。
ただし、一度ログアウトされてしまうので、必ず再度ログインしてください。
iPhone Safariでのプライベートウィンドウの使い方。画面が黒くなればOK.
仕組みについては下記に詳しく説明していますが「エラーが出たらプライベートウィンドウ」という理解だけでも全く問題ありません。
PCやスマートフォンはサイトにアクセスする際に「セッション」と言うものを結びます。その際に「クッキー」と言われるものがサイトから発行され、サイトと端末の通信に間違いがないかを確認します。「クッキー」はいわゆる「割符」のような役割を電子的に行なう機能です。このクッキーはadidasのサイトから他のPCやスマートフォンと重複しないように複雑な乱数と暗号化によって生成されています。
さて、ここで注意しなければならないのが「他のPCやスマートフォンと重複しない」と言う点です。
言い変えればadidasはユーザーがどの端末を利用しているかを特定することができます。そして、adidasはこのクッキーを判断材料に、大量アクセスをしているユーザーからのアクセスをシャットダウンできるのです。
しかし、IPアドレスのように簡単に変更・偽装ができないものとは違い、クッキーは簡単に破棄することができます。先に紹介したプライベートウィンドウやシークレットウィンドウという機能は、すでに発行されたクッキーを使わずに新規でクッキーを取得する機能です。新規取得したクッキーにはアクセス履歴などが記録されていないため、エラーが表示されないという仕組みです。
異常経路からの流入禁止
通常、カート決済をする際には、商品ページ→カート→配送情報の入力→決済情報の入力→完了という手続きを踏みますが、これを途中から始めることも技術的には可能です。
実際、管理人も現在の仕様になる前のadidasのサイトではそうしたショートカットを使って購入をしていました。
しかし、現在は上記のステップを全て踏まえて手続きを進めなければならず、決済情報の入力画面でエラーが出た場合にはカート画面からやり直さなければなりません。
サーバーエラー画面
その判断は「405 Not Allowed」という画面が表示された場合に行います。
これはnginxというサーバー管理用のソフトウェアから出力されるエラーの画面で、正常な経路(カートから決済まで)を通過していない場合に表示されます。
この画面が表示されたらいったんカートの画面まで戻ってやり直すようにしましょう。
カートインの順番待ち
adidasオンラインではいくつかの関門があります。ひとつはカートイン時、もうひとつは決済時です。順番に説明します。
最大の鬼門はカートインの混雑です。
下のキャプチャは、11月9日にリストックされたYEEZY BOOST 350 V2 ZEBRA の購入画面です。カートインしようとしたところかなりの時間読み込みをしており、最終的には「ただいま混み合っています」のメッセージが表示。
「ただいま混み合っています」という罠
この場合、またカートインのボタンを押さなければならないのですが、何度押しても「ただいま混み合っています」の表示が出てきます。つまり、改めてカートインにチャレンジするにはページのリロードをしなければなりません。
察しのいい方はすでにお気づきかもしれませんが、カートインのためのリロードを繰り返してしまうと悪質なユーザーと判断されてBANされてしまいます。
そのため、何度もリロードをする場合にはプライバシーモード(=シークレットモード)でのアクセスについても考えた上で行いましょう。
決済時の順番待ち
次に決済時です。決済はカートインよりも複雑な手続きになっています。
というのも、決済はadidasオンラインの中だけで完結する訳ではないからです。adidasオンラインからクレジット決済代行会社のゲートウェイを通過し、クレジットカード会社(VISAやMasterなど)に信用確認を行なっています。
特に人気のアイテムで、決済をするためのアクセスが増加すると下記のような画面になります。いわゆる順番待ちです。
この画面になったら、リロードや別画面への移動は行わずに、そのまま放置するようにしましょう。これは必ずです。
おないしゃす🙏🏻#yeezy #yeezyboost700 #イージーブースト #adidas #kanyewest #カニエウエスト pic.twitter.com/1whJP9FMET
— SNKRS TOKYO (@snkrstokyo) 2018年9月15日
このツイートの画像はYEEZY BOOST 700を購入した時の画像です。10時10分ごろに決済の順番待ちを始めたのですが、なんだかんだで決済が完了したのが10時半近く。20分ほどこの画面で待機することになりました。
フォロワーの方からの情報でも同様の動作になっているので、決済画面では何も行わず、ただ祈るのみです。
おわりに
一時期に比べ生産数の増加やWEBサイトの改善によって買いやすくなったadidasオンラインですが、まだまだ人気アイテムは入手しずらい傾向が続いています。
しかし、オンラインの「クセ」を知ることで欲しいアイテムを購入できる確率は格段に高まります。SNKRS TOKYOは定期的に記事をアップデートしていく予定なのでお見逃しなく。
Yeezy 700🎉 adidasさんありがとうございます🙏🏻27-28cmのゴールデンサイズの完売まで結構時間があった様子。しかも決済処理に15分くらいかかり…。途中で漫画読み始めました😂
管理人は、足がかなり小さめなので今回は余裕でしたね✌🏻#yeezy #yeezyboost700 #イージーブースト #adidas pic.twitter.com/rbBSpKb0jn— SNKRS TOKYO (@snkrstokyo) 2018年9月15日
キター‼‼️‼️️🤣☀️🌟😂☄️💫⚡️😆🔥🍀#yeezy #Yeezy500 #blush #yeezyboost #イージー #イージー500 #ブラッシュ #イージーブースト pic.twitter.com/9v4QgJhr8J
— SNKRS TOKYO (@snkrstokyo) 2018年4月16日
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