【レビュー】ULTRABOOST OG(ウルトラブースト OG)

【レビュー】ULTRABOOST OG(ウルトラブースト OG)

3代目ULTRABOOST

本日レビューするのは、ランニングシューズだけではなくライフスタイルシューズとしても人気の高いULTRABOOST(ウルトラブースト)です。

管理人はこのシューズがかなりお気に入り。以前にレビューしたグレーのULTRABOOSTが初代、2代目はジム用になったトリプルブラック、そして3代目が今回のULTRABOOSTです。

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3代目はOGモデル

3代目はずっと憧れていたOGモデルをチョイス。YEEZYの主宰者としても有名なカニエウェストが着用して一躍人気になったモデルです。管理人もずっと欲しかったのですが、なかなか購入に至るきっかけがなく、今回会員先行クーポンを利用して購入しました。

さて、さっきから「OGモデル」という言葉を使っていますが、実はULTRABOOSTは1年に1階のペースでマイナーアップデートを繰り返しています。全体的なデザインは変わっていないのですが、ニットの織り方であったり、微妙な調整が行われていたりと、毎回のアップデートでシューズの性格が変わってきています。詳細については本記事の末尾で触れます。

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フォトレビュー

では早速レビューしていきましょう。いつも通り箱から出して初対面です。

やはりOGモデルは独特の雰囲気があります。アッパーはブラックでありながらもプライムニット独自の織り方によって模様が浮き出るようになっていて、ヒールカウンターはパープルという組み合わせ。シューレースにはゴールドのタブがついています。落ち着いたカラーで一般的なランニングシューズとは一線を画します。

ファーストコンタクト

それではグルっと360度まわってみましょう。

前から

横から

横から2

後ろから

続いてはディティールを見ていきます。

まずはヒールカウンターから。全て小文字でultra boostと書かれているのですが、boostのみが光沢感のある塗料で塗られており、最大のウリであるブーストソール100%を使用した”ultra”であることが全く目立っていません。これではパッと見エナジーブーストなのかピュアブーストなのかがわかりづらいと思うのですが…。

ちなみにレザーやスウェードなど、ヒールカウンターの素材が異なるモデルも多数リリースされていますが、このように文字で区別しているモデルは私が知る限り唯一OGだけ。

ultraの影が薄い…

また、ヒールカウンターに接着している素材もプライムニットとはやや異なるメッシュ素材のもの。ランニング用途でブーストが初めてリリースされた際に「テックフィット」という素材がアッパーに使われていたこともありましたが、それとも異なる素材です。スポンジの具合に変わりはありませんが、かなりメッシュ感が強くスポーティーな存在であることを意識させられます。

おそらく3.0以降のモデルだと思いますが、こうしたメッシュ素材は取り払われ、アッパーはつなぎ目のない1枚のプライムニットで成形されるようになりました。もしかしたら当時の技術力では複数素材を組み合わせる必要があったのかもしれませんが、世代を重ねるごとによりシンプルになっていきます。

メッシュ感

そして特徴的なトゥ。

まるでジャガードのような折り込みかたですが、ニットの表現力によって模様をシューズ全体に施すことができるようになりました。例えばKITHとのコラボモデルのように、全体にグラデーションを入れるというデザインです。

2.0の頃までは頻繁に見られた模様や色のグラデーション

そしてアウトソールはコンチネンタル製のラバーを利用しています。ここが復刻モデルと、オリジナルのOGモデルとの唯一の違いです。

始祖としてリリースされたOGモデルでは、現在円形となっている部分はもっと隆起が滑らかな突起となっていて、コンチネンタル製のラバーも利用されていませんでした。

復刻されたOGモデルにつけられているソールは現行バージョンに合わせたもので、その意味でこの復刻板については初期と現行が混ざった亜種と言えるでしょう。

コンチネンタル製のラバーが採用されるに至った経緯は、初期モデルのラバーがすぐにアスファルトとコンクリートで削れてしまうという理由からでした。ハードに走るランナーに至っては数ヶ月でラバーがボロボロになったということです。

そこでadidasはULTRABOOSTの改良に乗り出し、改善されたモデルが2.0以降のモデルとなります。バージョン3.0ではより改良が重ねられ、私が履いていたグレーのモデルのように2年以上も履き続けられる堅牢さを持ったものでした。

ソールはOGではない

次に履きつぶしたULTRABOOST 3.0と比較してみましょう。

左のOGモデルは26.5cm、右の3.0は26cmです。

色の違いもありますが。3.0はワイズが広く、より吐き口も広がった作りになっています。また、サイズの違いもありますが、OGモデルの方がよりシャープで縦長になっています。履いてみると顕著にわかるのですがフィット感もOGモデルの方がきつく、よりランニングシューズに近い仕上がり。2.0、3.0とアップデートされていくにしたがって、ULTRABOOST自体の性格も変わってきたことがわかります。

また、トゥ部分のニットの織りかたが全体的に3.0とは異なります。3.0以降はメッシュ感が薄く外気が入りづらい作りになっています。ランニング時のことを考えれば足に汗が溜まることを防ぎOGモデルがストレスを軽減してくれるでしょう。

最後に、インソールも3.0と変わって太めのウェイトのフォントに変更されています。一時期、同じフォントをRADIOHEADが使っていたような?

左がOG(1.0)、右が3.0

おわりに

私にとっては3代目となったadidas ULTRABOOSTですが、購入してからも毎日のように履き込んでいます。3.0に比べてOGモデルはスリムなシューズでしたが、それでもはき心地は変わらず、疲れ知らずの毎日です。

CONSORTIUMなどの特別な人気モデルではない限り入手しやすくなりましたが、品質は全く変わらないまま。いつまでも愛用していこうと思います。