YEEZYらしいヌードカラーが登場
今回レビューするのは19年6月22日にリリースされたYEEZY BOOST 350V2 SYNTH(イージーブースト350V2 シンセ)です。
地域限定でリリースされたLUNDMARK、ANTILA、SYNTHの3種類のうちのひとつ。ピンクベージュのカラーがYEEZYらしい仕上がりの一足です。
前回レビューしたBLACKと同様に、リフレクティブ仕様もリリースされました。20日早朝から抽選だったのですが、キャットストリートのadidasには数千人が列を作り、現場は混乱。adidasが公式に謝罪をし、リリースは延期となりました。
最近のYEEZYは生産数の増加から人気が落ち着いてきていただけに、こうした数千にもの並びというのはブランド、店舗側共に想定外のことだったのでしょう。
リフレクティブモデルのリリースについては、判明次第ブログ、ツイッター等でお伝えしたいと思います。
リリースに関する詳細はこちらから
BLACKのレビューはこちらから
フォトレビュー
さて、いつも通り前置きが長くなってしまいましたが、ここからはフォトレビューをしていきます。
まずはいつものシューズボック。いつも過ぎて何も語ることがありません。
いつものシューズボックス
サイドにもいつもの商品情報です。SYNTHは「シンセ」と読みます。
商品情報が記載
そして箱からあけてご対面。
見やすくなるようにやや写真の明るさはあげています。写真を見るとベージュのような色合いなのですが、実物はピンク感がかなり強め。
SYNTHとファーストコンタクト
まずは正面から。
ブラックの時にはわかりづらかったテクスチャも、明るめの色がベースになっているとはっきりとわかります。
正面から
もちろんシューレースはリフレクティブ仕様。
ガチャのように何足かに一足の割合でリフレクティブが入ってないかなー…と考えてしまいますがそんなことはないですね。
まぶしっ。
次にサイドから。
シースルー部分のパーツや透け感が非常に美しいです。よりシューズ全体のレイヤーがわかりやすくなり、STATICの時のような白一色、BLACKの時のような黒一色ではないため、シューズの表情が豊かです。




そしてSYNTHの足台の特徴がブートストラップの役割を果たすヒールタブがないこと。350V2 BREDから装着され、それ以来どのモデルにも付いていたヒールタブが取り払われています。
ヒールタブが…
何か物足りない雰囲気。なぜ急になくなってしまったのか…。

シースルー部分のアップ。爬虫類の鱗のようなテクスチャに、シースルーがきっちりと縫い合わされており、頑健な仕上がりに。
以前にもSTATICの時に取り上げましたが、異素材の組み合わせは、スニーカー、その他のプロダクトでもかなり苦労をします。熱による伸縮率の違いの考慮や、ニットのような素材では常にたわみなどのリスクが伴うためです。
そこをきっちりとやってのけるadidasの生産力は舌を巻いてしまいます。

おわりに
19年5月から6月にかけてはYEEZYのリリースラッシュ。ゲリラリリースされたGLOW IN THE DARKに始まり、700 V2 VANTAや、350V2も複数カラーがリリースされました。昨年は12月にかけて多種リリースされていたので、1年の上半期の終わり、下半期の終わりにリリースが重なっていることになります。
adidasの決算時期だからかな…?なんて勘ぐってしまいますが、一人のヘッズとしてはリリースが多いのは非常に嬉しい。
今回のSYNTHはヒールタブがない仕様で、それがとても新鮮でしたが、どこか寂しい気持ちにも….。
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