【レビュー】Sean Cliver × Nike SB Dunk Low(ショーンクライバー x NIKE SB)

【レビュー】Sean Cliver × Nike SB Dunk Low(ショーンクライバー x NIKE SB)

ダンクブーム

NIKE SBからリリースされている「DUNK LOW」は元々ジョーダンの廉価版として作らたモデルで、SBのブランド名の如くスケーターに愛用されているモデルです。

アメトークで俳優の佐藤隆太さんが「とにかくダンクが好き」とおっしゃっていて、それで覚えている方も多いのではないでしょうか。

DUNKの大きな特徴は、そのデザインの豊富さ。数年前にリリースされた「DECON」のようにシンプルなモデルもあれば、パリダンクやOFF-WHITEコラボのように、ド派手なカラーリングのものまで様々です。

もちろん他のシューズのカラーバリエーションが少ないというわけではないのですが、スケーターに愛されているモデルゆえか、コラボモデルやインラインでリリースされるモデルでも、派手目なカラーリングのシューズが多い印象です。

そうしたシューズだからなのか、最近ではジワジワとその魅力が広がり、スケーター以外の方にもファッションとして愛用されることが多くなってきました。まさに「DUNKブーム」と言っていいほどの状況です。

STRANGE LOVE主宰者とのコラボモデル

前置きが長くなってしまいましたが、今回レビューするのは「Sean Cliver(ショーンクライバー)」とのコラボモデル。
Sean Cliverはカリフォルニアを拠点にしたスケーターブランド「STRANGE LOVE(ストレンジラブ)」の主宰者です。
2020年初頭にもNIKE SBとのコラボモデルをリリースし(こちらはブランド名義でのコラボ)、今回レビューするのはその第2弾です(正確にはショーンクライバー個人とのコラボ)。

ちなみにSTRANGE LOVEはアパレルも販売しているのですが、こちらは不定期にリリースされるようで発売後即完売。海外のリークアカウントも続々とリリースについて報じており、人気の高さ、これからの伸び代がかんじられます。

さて、当該のシューズですが、管理人はSNKRSで運良く当選。国内のスケーターショップでも入荷足数は各サイズ一桁とも言われているかなりの激戦の中、ゲットしできたことは本当にラッキーでした。

それでは、細かくフォトレビューしていきます。

フォトレビュー

シューズボックス

まずはお決まりのシューズボックスから。
グリーン、ブルー、レッド、イエローのビビッドな4色が爽やかなデザインです。
NIKE SBでも使われることの多いデザインで、NIKE SB x ベアブリックについても同様のシューズボックスでした(こちらは後日レビュー予定)

上から
サイド(1)
サイド(2)
サイド(3)
サイド(4)

シューズ本体をレビュー

さて、シューズボックスを確認したところで、シューズ本体をレビューしていきましょう。

シューズボックスを開けると木目のようなペーパーとご対面。それをめくっていくと…

木目柄のペーパー

シューズ本体とファーストコンタクト。
ゴールドのスウォッシュが本当に眩しい。スウォッシュに反射、写り込みをしてしまうため、撮影にはかなり苦労しました。

ゴールドのスウォッシュがまぶしい

シューズボックスから出して正面から。ブルーのスウェード、ゴールドのスウォッシュ、ラメのついたアウトソールと、まさにホリデーシーズンを具現化したような出来栄え

正面から(1)

正面上部から見ると、トゥ部分が雪の結晶のデザインになっていることがわかります。

正面から(2)
トゥ部分

サイドから(ちょっと雑な撮影ですみません)

サイド(1)

サイドから2(こちらも雑な撮影ですみません)

サイド(2)

バックから。ヒールにあるNIKEの刺繍もゴールドに。

バックから(1)

切り返しのパーツはシルバーになっています。
また、吐き口の部分はモコモコとした糸が利用されており温かみのある素材感に。

ヒール部分のアップ

シュータンには「CLIVER」の刺繍がアクセントとして登場。

シュータンのアップ

こちらはスウォッシュのアップ。かなり反射していて、素材感がとても伝わると思います。
プラモデル等の金メッキのパーツが、一番色合いのイメージに近いです。

光り輝くスウォッシュ

普段はあまり撮影することがないソール。
半透明なブルーにたくさんのラメが散りばめられています。

ソール全体

こちらはソールのアップ。

ソールのアップ

終わりに

今回レビューをしていて感じたのはDUNK LOWの持つ多彩さと、デザインの面白さでした。
ゴールドのスウォッシュやラメのあるソールなど、下手をすればとんでもなくダサいデザインになってしまいそうですが、DUNKであれば奇抜なデザインも許容でき、また「DUNKらしさ」がさらに強化される印象です。

手に持って全体をグルっと回して眺めてみましたが、本当にうっとりしてしまうほど。デザイン、DUNK LOWのシルエット共に最高の出来栄えです。

もはやジョーダンの廉価版ではなく、DUNKはDUNKとして絶対的な地位を確率していることに間違いはありません。
NIKEのシリーズの中でも最も多彩なバリエーションで、これからもファンを楽しませてくれそうです。