ショーン・パブロのブランドからインパクト大のTEEがリリース
著名なスケーターは多くいますが、その中でもSean Pablo(ショーン・パブロ)の知名度は別格ではないでしょうか。日本ではSupremeのルックブックに登場するモデルとしても知られており、19SSや過去のルックブックにも登場しています。
今回レビューをするのは、そのショーン・パブロが主宰するアパレルブランド「PARADIS3」のTシャツです。
PARADIS3:https://paradise.nyc/
若干19歳の日本人デザイナー
まず目を引くのがそのプリントです。アメリカンコミックのタッチとは一線を画するプリントは、日本の漫画に近いデザイン。
それもそのはずで、このデザインは若干19歳のアメリカ在住日本人デザイナー”JUN INAGAWA“さんが描いたもの。
昨年SupremeとコラボしたAKIRAの大友克洋さんや、エヴァンゲリオンといったアニメの影響が色濃く反映されています。
----時は西暦20XX年。アメリカ、ニューヨーク。
天才的なテクニックを持ったスケーター「ショーン・ジャック」がこの世を去ってから3年後。その血を受け継ぐ息子「ジョン」は、この街の片隅でトップスケーターになるための生活を送っていた・・・。
なんてストーリーが見えてくるような、プリントです。
では早速フォトレビューしていきましょう。
フロント
バック
ロゴのアップ
プリント以外は通常の白いTシャツとあまり変わりがありません。
サイズ感としてはSupremeとほぼ同等。おそらくオリジナルのボディではなく、ヘインズやGILDANのようなものにプリントしているだけと思われますが、Supremeよりも生地感は柔らかく、着心地は若干いいです。丸胴となっているので、前身頃と後ろ身頃に縫い目がなく、それが体に直接当たらないのもポイント高めです。
また、製品タグはなく、首元に印刷されているロゴのみ。ホンジュラス製です。
続いて、プリント部分を詳細に見ていきます。
プリントのアップ
かませ犬感のあるおじさん。ボックスロゴ着用。
主人公(?)の持つデッキ。Fucking AwesomeとSupremeのステッカーが。
「スケーターショップを営み、主人公に時折アドバイスする気のいいおじさん」感のあるおじさん。Supremeロゴキャップを着用。
まさに映画の予告編のように個性的なキャラクターが大集合のプリントですが、ディティールを見ていくとそこにはストリート感がチラチラ見え隠れします。
Supremeのボックスロゴをはじめとし、キャップ、そしてデッキに貼られたステッカー。
ニットキャップにデニムのキャラクターは、撮影用のビデオカメラを持ちながらデッキに乗っています。
終わりに
管理人がPRADIS3の存在を知ったのは、このTシャツがきっかけでした。DSMGのオンラインに商品がアップされていたものの全サイズ完売。その後、たまたま近くに行く用事があったので立ち寄ってみると、店舗ではまだ販売中でした。
普段はSサイズを着用しているのですが、プリントのインパクトがかなりあったのでMサイズで大きめに着ることに。
最近ではオンライン、SNSで情報が簡単に発信できる時代になりましたが、こうしたインディーブランドはまだまだ草の根でリリースされていることが多いのも事実。久々に店舗に行く喜びや、探す楽しさを教えてくれたブランドでした。
上からヴィンセント・トゥゼリー
ジェイソン・ディル
マーク・ゴンザレスかと…
ついつい架空の漫画がモチーフかと思ってたんですが、言われてみるとレジェンドスケーターですね。
ご指摘ありがとうございました!
噛ませ犬感のあるおじさん…? え?笑