なぜSupremeオンラインで購入できないのか
毎週リリースされるSupremeのアイテムは、店頭で購入する以外にも公式オンラインで購入することもできます。
しかし、そこでは毎回熾烈な争いが行われているのが現状です。オンラインで購入しやすい分、PC、スマホを利用した何千というシュプリームファンが多数押し寄せ、人気のあるアイテムのリリースはサーバーがダウンするといったことも珍しくありません。
私が運営しているSNKRS TOKYOでは国内外の完売タイムを毎週お伝えしてますが、人気アイテムでは数秒の決済完了が普通。
なぜこのような状態になっているのでしょうか。
その一番の原因がBOTの存在です。
BOTは購入電文をSupremeのサーバーに自動送信するツールのことで、機械=ROBOTの省略形でBOTと呼ばれています。
これらのBOTは複数のタスクを起動して購入するようになっており、Supremeオンラインの画面操作が不要なことから、人間が手動で購入するよりも10倍以上のスピードで購入することができるようになっています。
そのため人気アイテムが数秒で完売する事態が続いているのです。
しかし、BOTの多くは高額で、海外製BOTだと英語を読み解かねばならず少々ハードルが高いことも事実。
そこで本記事ではBOTを使わなくてもゼロからスタートできる手動最速購入方法として決済の自動化方法を紹介します。
アイテムをカートインできても、カード番号入力や住所の入力に手間取って購入できないこともしばしば。今回紹介する方法を利用すれば決済情報の入力が自動化され、面倒な入力の手間が半減するため購入の確率が高まります。
そのための所要時間は30分程度です。
「手動」で勝つための方法
ではSupremeオンラインで勝つために何をする必要があるのかを紹介していきます。
ただし、今回の購入方法はPC限定のやり方です。スマートフォンユーザーの方には残念ですが、PC版の参考情報としてください。
Google Chromeのインストール
まず、利用するブラウザはGoogle社製のGoogle Chromeです。
画面のレンダリング(サーバーと通信してからその情報を画面に表示する時間のこと)も早く機能豊富なため、普段使いもGoogle Chromeを利用することをおすすめします。
Google Chromeのダウンロードはこちらから。
上記の画面が表示されたら画面中央にある「CHROMEをダウンロード」をクリックしてください。ダウンロードが完了したら、PCにインストールをして起動します。
Google Chromeを起動したら、次に拡張機能をインストールします。拡張機能とはGoogle Chromeに様々な機能を追加するツールのことで、ほとんどが無料でインストールできます。スマホにアプリをインストールするのと同じ感覚ですね。
今回はAutofillというイナヅママークの拡張機能をダウンロードします。
Autofillのダウンロードはこちらから。
リンクをクリックしてAutofillの画面が出たら右上にある青いボタン「Chromeに追加」をクリックしてください。
すると下のような画面が出てきます。「拡張機能を追加」をクリックしてください。Autofillのインストールが始まるので完了するのを待ちます。通常は数十秒程度で完了します。
このAutofillという拡張機能は入力した情報をそのまま保持できる拡張機能になっています。つまりSupremeオンラインで過去に入力した情報も保存できてしまうのです。Supremeオンラインでは住所情報しか保存することができず決済情報は保存できないため、この入力の差でライバルに差をつけることができます。
そして、インストールが完了すると下記の画面のようになります。
右上のオレンジ矢印の先にイナヅママークが追加されたらAutofillのインストールは完了です。
また、Google Chromeでの設定もこれで完了となります。
Supremeオンラインストアで設定
Google Chromeでの設定が完了したら次にSupremeオンラインストアを開きます。
上記の画面の表に在庫のある商品を選んで「カートに入れる」をクリックして、決済画面に移動します。商品についてはどれを選んでも問題ありません。
決済手続きに進むと送付先の住所と決済情報の入力欄が表示される。ここで何度も苦汁をなめてきたことでしょう…。
ここで作業する内容は4点です。
- 送付先住所、決済情報を入力した状態にします。支払い方法は代引き、クレジットカードどちらの情報でも問題ありませんが、狙っているアイテムごとに変える必要があります。レギュラーであれば代引き、コラボアイテムならクレジットカードにしてください。
- 先ほどインストールしたAutofillのイナヅママークをクリックします。
- クリックすると画面に水色のバーが表示されます。そこにある「Generate Autofill Rules」をクリックしてください。クリック後にDone!という緑の文字が出たら成功。これで画面で入力した情報がGoogleChromeに保存されます。
- 最後に「キャンセル」を押してカート画面に戻る。
動作確認のためカートに入れた商品は全て削除します。
そして再度商品をカートインして決済画面に移動します。
何もしなくても先ほど入力した住所、決済情報がそのまま入力されました!
設定は以上です。もしかしたら30分もかからなかったのではないでしょうか?これで次回購入時からGoogleChromeに保存した決済情報が自動で入力されるようになります。
あとは毎週土曜日AM11:00に画面を開いて欲しい商品をカートインして「購入する」のボタンをクリックするだけです。面倒な住所入力、決済情報の入力は必要ありません。
Google Chromeに搭載された昨日ではCVV番号まで記入することはできませんが、この機能を使えばCVV番号を含めた全て情報を自動入力することが可能です。
あっけないほど簡単な設定ですが、1秒が購入を左右するSupremeオンラインでは、クレジットカード情報や代引き設定を自動入力することでライバルとの大きなアドバンテージになります。
これを活用して毎週のリリースに備えてください。
高スペックPC/回線は必要か
最後に、現状のSupreme手動購入方法について様々な噂があるので管理人の見解を述べておきます。
「Supreme オンライン 購入」というキーワードで検索すると様々な”噂”レベルの情報が得られます。それらの多くは回線はスピードの早いものにした方がいい、高スペックなPCにした方がいいというアドバイスです。
大量のアクセスがあるといってもSupremeも一般のWEBサイトと同様。そこまで高速なPCは不要というのが管理人の意見です。もちろんスマホ回線と光回線では雲泥の差でしょうから、スマホ回線での勝ち目は薄いです。ただ、ここでいうのは光回線同士であればほとんど差はないということを指摘しておきます。
参考までに管理人のネット環境のスペックです。
管理人PC/回線スペック
・PC:Macbook Pro 2018 with Touch Bar/macOS 10.14 Mojave
・回線:auひかり ホーム10ギガ
・利用ブラウザ:Google Chrome
以上のように、最新のPCに国内最速レベルの回線を利用しています。
しかし、それでも購入できません。これは前述したBOTや多数のユーザーがアクセスすることによる遅延を、個人では挽回できないことを示しています。それはSupreme側のサーバーのレスポンスであったり、俗に「決済エラー」と言われるクレジットカード決済の要因があるためです。
繰り返しにな理ますが、こうした要因は高価なPCや回線を契約することだけで解決できません。そのため安易に高スペックPCや回線に乗り換えることは無駄だと断言できます。
管理人がこうした高スペックなPCや回線を必要とするのはSupreme以外に仕事などでPCを利用するためが主な理由で、Supremeの購入だけであればここまでのスペックは必要としないでしょう。
ちなみに管理人がオススメするのは以前利用していたau光です。10Gbpsは東京近辺に限られていて地方では契約できませんが、1Gbpsは全国で契約でき、かつ安価な価格設定となっているため手軽に光回線に乗り換えたい人にもおすすめです。
また、PCについてはMacよりもWindowsの方が無難です。今後Supreme用のBOTやそれ以外の自動購入ツールなどを利用することを考えた場合、Macに対応したものは少ないですし、今後のことを考えるとWindowsが妥当です。
最後はネットショップや量販店でご自分で選ぶことをおすすめしますが、10万円前後でここ1年で発売されたものであれば問題なく利用できると思います。
最後に
繰り返しになりますがSupremeオンラインでは1秒を争う決済手続きが必要です。手動組はBOTに太刀打ちできないことがほとんどですが、この記事を読んで少しでもSupremeを購入できる人が増えてくれれば嬉しいです。
管理人の最速購入記録は30秒程度。その週の人気アイテム上位は狙えなくても2番人気、3番人気のものであれば十分狙えるタイムです。
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